司会のシゴト話し方韓国関連

2023.2.23

司会。本番の自分を信用しない台本チェックナレーション。長い単語に負けない。【台本の印の付け方part1】

アナウンサー、作詞、訳詞家の安田佑子です。

韓国観光公社さん主催の「2023韓国観光交流の夕べ」で司会をしました。
韓国のソウルほか観光地方都市の自治体の皆様と日本の旅行業界の皆様200名ほど集まり、日本から韓国へ、より沢山の観光客が来てくれるようお互い頑張りましょうという決起イベントでした。

今日の衣装は黒のオールインワンに黒のジャケット、司会台でほとんど見えない靴を赤にしました。(黒のスーツに黒い靴だとホテルの人に間違えられられるため笑)。

今日はトークショーやインタビューはなく、ゲストの登壇降壇や、韓国らしくお餅でできたケーキカットセレモニーを、ぶっつけ本番のゲストの皆様がスムーズに動けるように進行する司会でした。あとは所属名、肩書き、お名前を間違えないようにするにとにかく頑張るしかないやつです。

「頑張る」と言ってもがむしゃらに練習したり暗記したりはしません。
私はいい意味で「本番の自分」を信用していないんですね。
当たり前のように読めるはずの言葉が、本番で何かの拍子に一瞬読めなくなったり
ひっかかったりします。私が目指しているのは、ものすごく極端に言うと、「その印に従って読めば、何かの理由で頭が真っ白になった時でも読める」台本です。
簡単な作業で格段に読みやすくなる方法をひとつ(簡単過ぎてごめんなさい)
下読みで自分が噛む可能性があるところに台本に色ペンで印をつけます。

たとえば

これだけでも不思議なくらい読みやすくなるんです。
なので、私は、下読みしながらフリクションの色ペンでざくざく縦線を入れていきます。そのほかにも下読みしながらつける印がありますので、またご紹介しますね。

それでは今日も笑顔&笑顔で。

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